多発性筋炎(闘病編その六)

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投薬開始から5週目、入院38日目に突入して行く。



11/13(Fri)


--- 6時、部屋の電気は灯ったが、外はまだ暗い。 ---


今朝は、久々に部屋で灯りが点くのを見た。


この所、毎日のように待合室で朝を迎えていたので、ちょっと新鮮な気持ちで朝を迎えた様に思える。


それでは、ベットからの脱出。慣れとは恐ろしい、意外とスムーズに起きてるでは無いか。芋虫のように…


今日の体調は…


リハビリの成果だろう、左腕の動きが少しずつ良くなっているようだ。目に見えてと言うので無く、自分の感覚的なところでそう思う。


まだ、足のリハビリは無理の様なので、引き続き上半身のみでリハビリに専念しよう。


そして今日から、プレドニンの投与が1個少なく成る。プレドニンの最大投与量は4〜6週間で終了し、徐々に減らしていくのが原則のようだ。


だがここでCK値が下がらない様であったら、免疫抑制剤も併用して使用しなければ成らなかったに違いない。



H先生が、朝の回診に見えた。


H先生:「おはようございます。調子どうですか?」


私  :「代わり映えしませーん。」


H先生:「今日から薬の量が減りますね。」


H先生:「朝昼晩で、5・4・3で飲んでいたのを、5・4・2でお願いします。」


私  :「了解です、やっと減って行くか。」


H先生:「今のところ、2週間に1個のペースで減らす様に考えているので…」


私  :「解りました。」


H先生:「それから、月曜日新型インフルエンザの予防接種が、昼から予定入ってますから。」


私  :「解りました、いま新型なんか掛かったら大変な事に成るからな。」


H先生:「また看護師さんが呼びに来ると思うから。」


と言い残して部屋を出て行った。


疾患の有る患者は、優先的に新型インフルエンザの予防接種が受けられる様だ。



看護師:「リハビリ呼ばれました。」


私  :「はーぃ、行ってきます。」


「おはようございます」リハビリステーションに入ると「○○さーん、奥のベットに」とO先生の声が聞こえてきた。


定位置の筋トレ用の大型ベットだ。


ベットに横たわってO先生を待つ。O先生は、相変わらず忙しそうに指示を出し、走り回っている。


最近、気候の変動が激しいので、急に冷え込んだ時の数日後には、一気に外来患者が増加するらしい。


O先生:「どうですか?」


私 :「左腕がの動きが、少し楽になってきましたかねぇ。」


O先生:「左が腕も脚も硬いからね、楽になってきたようだったら、このまま続けてみましょう。」


私 :「お願いします。」


昨日同様の処置をして、リハビリ終了。


リハビリ後は、腕が軽い。だが暫くすると、直ぐに固まって動きが悪くなるのだ。今は一時の快楽ですが、続けていればその内に良い結果が付いてくるだろう。



H先生が、夕方の回診?に見えた。


H先生:「CTの検査結果が出ましたよ。」


H先生:「何処にも異常ありませんでしたよ、副作用の兆候も無しです。」


私  :「よっしゃー!」


1ヶ月を無事乗り越えた事が嬉しかった。しかしここからが、副作用の本番に突入して行く事に成るのだ。気を抜く事を許されない日々が、これからまだ続く。



--- 21時の消灯時間がやって来た。 ---


最近眠くなる時間帯が戻りつつあるのか、消灯後しばらくすると上瞼が重く成るように成って来た。


ここで我慢すると、また目が覚めてしまう。途中で起きてもかまわないから、成り行きに任せて寝てしまう事にした。


22時頃には意識が無かったようだが、次に目が覚めたのは0時半頃だった。「両瞼がチクチク痛い、まだ寝せてくれ!」と体は要求しているので、そのまま目を閉じることにする。


しかし、一旦目が覚めると直ぐに寝付くと言うわけには行かないのだ。やがて意識がハッキリしてくる、仕方なく時間を見ると1時半に成っていた。


意識的には起きてるように感じているが、実際には気付かない間に”うとうと”しているのだろう、思ったより時間が経過していた。


この”うとうと”の時間が貴重なんですね、これだけでも体は随分楽に成っていくので…


今宵はこれで充分、これ以上無理に寝ようと思うと、逆に「イラッ!」としてくるので待合室で時間を潰す事にした。


眠くなったら、またベットに戻れば良いだけだ。まぁ〜 病院生活は、そんなもんだろう。





11/14(Sat)


--- 結局、今日も待合室で朝を迎える事に成っていた。 ---


はぃはーぃ、朝の洗顔に行ってきまーす。


「今日、土曜日か…」と呟きながら洗面所へ向かう。


一日は長いのに、一週間がなんでこんなに早く来るのだ?


土日は、静かで良いのだが「暇、ひま、ヒマ」以外の何者でもない。言い換えれば、体が順調に回復して動きが良く成っているからだろう。


今日の体調は…


リハビリの効果だろう、左腕が10時の方向まで比較的楽に上がるように成っている。肩より高い位置に物を置けなかった左腕が、今は軽いものだと意外と楽に上げられる様に成っていた。


腕が肩の高さより上がる、これがどれ程日常生活の上に於いて重要な事か、健康な時には考えもしなかった。


四十肩、五十肩、良く聞く言葉ですが、私には縁がなかったので、今のように腕が上がらなくて不自由した経験が少ない。


しかし今は、痛いほど解る。


ナースステーションに、シャワーの時間を予約しに行く。土曜日は、男が 14:00 〜 19:00 迄の 30 分刻みになっている。


私の場合、腕が自由に動かないので、最終の 18:30 〜 19:00 以外だと時間が足らず、ずれ込んでしまい次の時間帯の人に迷惑を掛けてしまうのだ。


18時、夕食が運ばれてきた。待ってたかのように、速攻飛びついて食べまくる。夕食のトレイを片付けると、シャワーの準備に掛かる。


18:20 に成るとバスルームに向かう。この時間帯は夕食のため誰も予約を入れていない、その為早めに入れる利点があるのです。


今日は体だけ、今日は頭だけ、日に依って洗う日を決めておかないと、30分では終わらないので今日は体だけにする。


やはり左腕がネックに成っていて、右肩を洗う時は右手で左腕を下から支えて、しかも一緒に動かして洗わなければ成らないのです。


それが何と今日は、左腕が非力ながらも自力で右肩を洗えているでは無いか。これには凄い感動を覚えた。


今度は左腕を上にして、タオルを背中に回してみる。「あっ、回った!」次に、背中を擦ってみる。何となんと、背中が洗えたでは無いか。


入院中の、これまでのアカを丹念に落とす。終わると、ちょっと欲が出てくるのか「頭も洗えないかな?」なんて考えてしまう。


左手を頭に上げてみると今まで以上に上がっている、時間は充分有る事だし挑戦してみる事にした。


「もう少し左腕に力が入れば」と思いつつも、何とか洗えているではないか。これは凄い進歩だ!


入院以来、シャワーがこんなに気持ち良いと感じた事は無かった。「嬉しい、すごく嬉しい!の一言に尽きる。」今日の、この感動は絶対忘れる事は無いだろう。この先ずっと…




H先生が夕方の回診で廻ってきた。


H先生:「どうですか?」


私  :「変わり有りませーん、ただ感動の出来事が有りましたよ。」


シャワーの一件を話した。


H先生:「良かったじゃないですか、大分良く成って来ている見たいですね。」


私  :「ここに来て初めて、シャワーがこんなに気持ち良いものだと知りましたよ。」


H先生:「リハビリの成果が出て来たけど、無理しないようにね。」


きっちりと、釘刺されてしまった。前科があるから仕方ないか。





11/15(Sun)


--- 6時、外はまだ闇に包まれている。 ---


数分過ぎた頃、やっと東の空の闇が青白く光るように溶けていく。


たった数分の違いで、こんなにも景観が変わって行くものなのか、マジマジと見る事が無かっただけに新鮮だった。


私にとって今回の入院は、数ヶ月/54年の短い時間ではあるが、貴重なリフレッシュの時間に成った事は、間違いのない事だと思う。



今朝の調子は…


両足首の浮腫は、まだ退いてこない。


まだ何か、爆弾が炸裂しそうな感じがする。脚だけは症状らしき物が出ていない様に思うし、まだ一進一退は続いている様にも思えるし。


ぅーん 何だろう! 「来るなら来ーい!」ってか?



看護師さんの回る音が聞こえてきた。


慌てて体温計測る。


『ピピッ、ピピッ、ピピッ!』36度3分の数字が表示されていた。


看護師:「おはようございます、何か変わった事有りませんか?」


私  :「別に有りません。」


看護師:「何かあったら声を掛けて下さい。」


えっ! それだけ? フェイント掛けられた。



今日は、外は寒そう。屋上でのストレッチは出来るかな? 暫く様子を見て決める事にした。


昼近くに成って、青空が顔を覗かせる。日差しが戻ってきたようだ。この季節の日差しは貴重だ。いつまで出ているか解らない日差しなので、この間にストレッチを済ましてしまう事にしよう。


早速屋上に上がる。屋上の柵は、乗り越え防止のため先端部が内側に曲がった形で迫り出している。


両腕の筋肉を伸ばすのに、この迫り出した先端部分が丁度良い形で活用できる様に成っていたのだ。


先端部分を左手で持つと、そのまま腰を落としていく。最初の頃に比べると痛みが幾分和らいでいて、伸ばされていく感じが程よく気持ち良い。


そのまま体を少し前に移動すると腕が後ろに反り返る。「これは効くぅー!」ここで暫く止めて我慢する、そして痛みが和らいだ所で体をゆっくり後ろへ戻す。


これを2〜3度繰り返す。何故か脇の下の筋肉は、後ろより前の方がカチカチ状態なので、腕が後ろ側に上がりにくいのです。


右腕も左腕同様、この動作を繰り返す。一週間前の「ぅっぎぃー 何じゃこりゃー!」と悲鳴を上げていた頃とは全く違っている。


シャワーが楽に成ったのも頷けるはずだ。



H先生が夕方の回診に訪れる。


H先生:「変わり有りませんか?」


私  :「足首の浮腫が残っているだけで、後は変わり有りませんね。」


足首を触診しながら…


H先生:「まだちょっと残っていますね。」


私  :「昨日から殆ど変わっていませんがね。」


H先生:「明日採血ですから。」


と言い残して、次の回診へ廻っていった。



採血のために、22時以降は絶飲絶食だ。


水分を栄養に生きている私には、辛く長い夜になる。はぁ〜





11/16(Mon)


--- カピカピに張り付く喉を、少量の水で潤しながら夜明けを迎える。 ---


採血当日は、非常に看護師さんの足音が気になる。


あっ! 別に可愛い看護師さんが多いから、「今日はどの子が来るのかな?」何て事を考えている訳では有りませんよ。


ただ早く採血に来てくれないと、何も口に入れる事が出来ないからですよ。


さぁーて今日はどっちだろう、早く来てくれる看護師さん?それとも遅い看護師さんかな?


6時40分、『カラカラカラ』とワゴンの音が近づいて来る「遅いよー!」待つ身にも成って欲しいね。


看護師:「おはようございます。採血させて下さい。」


今日3本がワゴンの上に準備してある。


私  :「今日3本ですか」


看護師:「はい、3本です。」


いつものようにゴムで上腕を縛る。親指を軽く握ると血管が浮き出てくる。


ターゲットが決まったようだ。その血管付近を、アルコール綿で消毒して針を当てる。


看護師:「ちょっとチクッとしますよ。」


はぃはぃ チクッとしましたよぉ。ここで血液が勢い良く出てく、ん? こない? えっ! 血管に針入ってないよぉ。


看護師さんちょっとパニックに成って、血管を探るがヒットしない。そんなに針奥まで刺してたら、血管に刺せるだけの余裕無いんじゃないですかね。


私  :「差し直して良いですよ。」


この一言で安心したのか、スーと一度針を戻し次は確実に血管を捕らえた様だ。


血の出が良いので3本の採血なんか直ぐ終わってしまう。ぅーん? 血の気が多いのかな!


前回の採血の時に、上手な看護師さんが居る話をしたと思いますが、この看護師さんは全くその逆のやり方をしていましたね。


針の刺す角度が悪すぎる、血管に向かって針が寝すぎの為、針が滑って刺さりにくく成るのです。


先日、隣ベットのS本さんの採血の時「血管が柔らかすぎて逃げるから、刺さりにくいですね。」何て事を言って、何度もトライしている看護師さんが居たが、冗談じゃ有りませんよと言いたい。


「血管が硬かったら、それこそ問題だろう」と言いたくなる下手な言い訳だ。単なる貴方の技術不足なんですよ!



H先生が、朝の回診で回ってきた。


H先生:「おはようございます、採血終わりました?」


私  :「はい、朝一に。」


H先生:「悪い事しなかった?」


私  :「何もしてませーん。」


H先生:「じゃ 今日の結果楽しみですね。」


どう言うこっちゃそりゃー!


H先生:「それと、今日新型インフルエンザの予防接種ね。」


私  :「解りました。」



8時45分診察開始のアナウンスが流れる。


今日も、大腸検査の患者が来るんだろうか?


この部屋の空きベットは、Y田さんが退院してからAベットとDベットの2台が空きになっている。


今度こそは静かな人で有ります様に、と再三願ってきたけれど未だ叶わず。


今日は隣部屋に、先に二人が案内されて行った。しばらくしてこの部屋にも、一人がスタッフに案内されて入ってくる。


患者さんと顔があった、空かさず「大腸検査でお世話になります。」と挨拶して来た。「こちらこそ、大変ですね。」と受け答えする。


そう言えば、Dベットに入ってきた患者で、挨拶した人は誰もいなかったな。


だが今回は違う、集団の場での自分のあり方を十分に解った方だと思う。


やはり思った通り、周りに気遣いながら動いている。こんな人だったら、お泊まりしても問題ないのだがな。



H先生が顔を出してくれた。


H先生:「採決の結果出ましたよ。」


少し笑顔を覗かしている。


CK値985(2009-11-9)→511(2009-11-16)一気に来ましたねぇ。笑顔の意味が解った。


私  :「これは嬉しいですね、ここまで一気に来てくれるは思わなかったから。」


H先生:「薬、効いてますね、このままステロイドだけで行きましょう。」


私  :「遅まきながらも効いてきましたね、解りました。」


H先生も薬を追加しようか悩んでいただけに、嬉しかったのだろう。



そして今日の大腸検査の患者さんは、無事何事もなくて退院の様です。こんな静かな方は、お泊まりしても問題ないのにと思いつつ、挨拶して送り出した。


睡眠時間も、徐々に増えてきている事だし良い事だ。





11/17(Tue)


--- 久々に4時間の睡眠で、気持ちよく朝を迎えた。 ---


この気持ち良い朝は、何日振りだろう。本来、4時間の睡眠で満足するようでは変なんですがね。


新型インフルエンザの予防接種のあとの皮膚の赤み、かゆみ、熱も無いようだし、影響は今のところ出ていないようです。



今朝の調子は…


両足首の浮腫は、依然退いてこない。


左腕の動きは、日毎に良く成ってきているのでは無いかと思う。



H先生:「おはようございます、どう?変わりない?」


私  :「何時も通りです。」


私  :「両足首の浮腫みもそのままです。」


H先生:「食べ過ぎて、太らないようにね。」


私  :「大丈夫、今のところ横這いですから。」


H先生:「そのうち太るから。」


私  :「気をつけまーす。」



事務員:「リハビリ呼ばれました。」


私  :「はーぃ、解りました。」


「おはようございます」リハビリステーションに入ると、側に右陣取っている事務員さんに名前を告げ、奥の筋トレ用の大型ベットに直行する。


事務員:「O先生、○○さん見えました。」


ベットに横たわってO先生を待つ。隣の部屋に居るのか、声はすれどO先生の姿が見えない。相変わらず忙しそうだ。


O先生:「ごめんなさい、お待たせ。」


待ってる時間にも、自分で出来る範囲のストレッチをしているので、待たされた感じは全くしない。


いつものように、両腕の筋肉をゆっくりと伸ばしていく。ジワリジワリと張りがピークに近づくと、そこで一旦停止して伸びるのを待っている。そしてもう一伸ばしして解放してやる。


左右の腕を各々3回程度、同じ様にこの動作を繰り返す。


次に足を揃えて両膝を立て、背中をベットに付けたままの状態で、両膝を右側へ倒していく。左側の筋が引っ張られる。


今度は、左側に倒していく。右側の筋が引っ張られていくが、左ほどでもない。やはり右の方が、筋肉の張りが少ないのだろう。


一通り終わって、今日のリハビリは終了。


今日も検査等の予定は何もない、ヒマな一日を過ごす事に成る。


今まで一大イベントであったシャワーも、左腕が少し楽に動き出してからはイベントに非ず。


火木土の 18:30 〜 19:00 にしか時間的都合で予約できなかったが今は違う。30分以内に充分入浴出来るため、どの時間帯でも予約が出来る。これが何より嬉しい限りだ。


多分、今日が最後の 18:30 〜 19:00 の入浴に成るだろう。明日からは、毎日でもOK人並みの生活に近く成れるかもね。



--- 21時、消灯時間がやって来た。 ---


今晩は長い夜に成るのか、清々しい夜になるのか、さぁどっちだろう?





11/18(Wed)


--- 夜明けが来た、6時5分頃に白々と空が明るくなってきた。 ---


今日は、久々にコンビニへ行こう。便秘解消用の牛乳が底を突いて来た為、補充して置かないと大変な事に成るからね。


洗顔と歯磨きを済ましに洗面所へ向かう。


「おはようございまーす。」守衛さんにあいさつを済ます。


自動ドアが開くのと同時に冷たい外気が肌を刺す。


「さっぶぅー!」一段と冷え込んで来たな。


建物の間の道は、まだまだ薄暗いく街頭に照らされている。


今日は少し出るのが早かったのか、愛煙家たちの姿がまだ見えない。だが戻って来る頃には、見慣れた顔ぶれが揃って居るだろうな。


今回はマルKに行く事にした。欲しい物が、ファミ○とマルKでバラバラに有るので、交互に行くしか手がないのです。


買うものかって戻る事に… 予想通り愛煙家たちが煙っている。


私  :「おはようございます、お揃いで。」(笑)


愛煙家:「おはよう、何処行って来たん?」


私  :「コンビニまで買い出し。」


ちょいと立ち話をして戻る事に…



今日の体調は…


両足首の浮腫が依然として退いてこない。


ステロイドの副作用に依って、顔に浮腫とニキビが出て来た。


シャワーしても、体のヌルヌル感が落ちにくいと思っていたのは、ボディソープが変わったのと、暫くまともに洗えていなかったのが原因だと思っていたが、そうで無くステロイドの副作用で体全体が油っぽく成っていたからであった。


洗顔して2時間もすれば、顔がテカテカに成る程脂ぎってくる。50過ぎて、今更顔全体に若さのシンボルも無いだろう。



H先生が朝の回診に見える。


H先生:「おはようございます、お変わり有りませんかぁ?」


私  :「今度は顔ですか、浮腫んで来ましたね。」


私  :「それと、ニキビもね。」


H先生:「ステロイドは不思議と、顔だけに浮腫が出るのよね。」


H先生:「ステロイドの量が減っていったら、浮腫も自然と無くなるから。」


私  :「それ、何時の話の事かな?」


さらりと交わされてしまった。



看護師:「リハビリ呼ばれましたけど。」


私  :「行きまーす。」


「おはようございます」リハビリステーションに入ると、O先生と顔が合った。


O先生:「奥の大きいベットに。」


私  :「解りました。」


ベットに横たわってO先生を待つ間に、軽くストレッチを開始する。


O先生:「おはようございます、どうですか調子は?」


私  :「本調子には程遠いけど、凄く楽に成って来ましたよ。」


私  :「あっ! これが出来る、これも出来るように成っているって感動する事が多くなりましたね。」


O先生:「それは良かった。そう言うのを聞くと、こちらも嬉しいんですよね。」


と一緒に喜んでくれる。


リハビリは、いつものように両腕の筋肉をゆっくりと伸ばしていくことから始める。


いつものように、ジワリジワリと張りがピークに近づくと、そこで一旦停止して伸びるのを待って、そしてもう一伸ばしして解放してやる。


左右の腕を各々3回程度、同じ様にこの動作を繰り返す。


次に足を揃えて両膝を立て、背中をベットに付けたままの状態で、両膝を右側へ倒していく。


今度は、左側に倒していく。やはり左側の筋が硬いな。


O先生:「今日はこれぐらいで終わりましょう。」


私  :「ありがとうございました。」


お礼を告げリハビリステーションを後にした。


入院中の楽しみは、何と言っても食べることだけ。リハビリが終われば、昼食の時間を待つのみの生活に戻る。


そして昼食が終われば、時間つぶしの院内の散歩に出かける。


1〜2階は、外来の診察室や検査室に成っているので何度も足を運んでいるが、それ以外の階には足を踏み入れたことがない。


私の病室は6階なので、3〜5階には行ったことが無かった。3階は中央手術室が有るので、筋生検の時に一度だけ行ったがどう成っていたのか全く覚えていない。


暇つぶしに3階へ行ってみる事に…


エレベーターを降りると、正面に『中央手術室』の表示がデカデカと書いてある。この中に入って左へ歩いて行くと、右側にズラッと5部屋?程の手術室が並んでいたのだけは記憶がある。


エレベーターの両サイドは西病棟と、東病棟の病室が並ぶ。東病棟の方には、手術室が有る関係だろうか、他の階には無い本や雑誌が置いてある広い談話室が有った。


ここで意外と暇つぶしが出来そうだ、良い場所を見つけた。今後利用することにしよう。


次の楽しみは、勿論夕食です。(笑)



--- 21時、早い時間の消灯は時間を持て余す。 ---


今宵も一人寂しくいつもの場所へと向かい時間を潰すことにする。


そのうち眠く成るのを期待して…





11/19(Thu)


--- 6時、明るさを取り戻すには、まだ5分程掛かる。 ---


洗顔と歯磨きに洗面所へ向かう。


今日の体調は…


両足首の浮腫が出てから1週間近く成るのに、その後まったく変化を見せない。


大腿部前面のピリピリとした、表面を引っ張られて広げられている様な痛みは消えたのかあまり感じない。


浮腫が有ると言うことは、まだ筋肉破壊が進行中なんだろうか?



看護師さんが、検温に来た。


看護師:「おはようございます、朝の検温に来ました。」


私  :「おはようございます」


看護師:「お熱測られました?」


私  :「6度5分です。」


看護師:「お変わり有りませんか?浮腫とか痛みとかは、大丈夫ですか?」


私  :「変わりなく浮腫んでます、でも大丈夫ですわ。」(笑)


ここはサラッと交わしておきました。



H先生が、朝の回診に見えた。


H先生:「おはようございます、調子はどうです?」


私  :「変わらず、良いと思いますよ。」


H先生:「無理はしないように、無理は。」


また釘を刺して、笑みを浮かべて部屋を後にした。



事務員さん:「リハビリから呼ばれました。」


私  :「解りました。」


リハビリステーションに向かう、途中大きなマスク姿の患者さんがウジャウジャいる。


咳をしている子供や、母親に抱かれてグタッとしている子供。免疫が落ちている私が、この中を歩くのは比較的勇気が要るんよな。いくら新型インフルエンザの予防接種を受けていても、まだ従来のインフルエンザの予防接種は受けていないのですから。


リハビリステーションに入ると、迷うことなく奥の広いベットに向かう。


O先生の、いつものリハビリが始まった。


腕の筋を、少しずつ伸ばしてはその位置で暫く維持し、緩和されたのを見計らってまた伸ばす。


私 :「左が伸びるようになりましたね。」


O先生:「そうですね、前はこの辺からバネが利いてたのに。」


私 :「先生のお陰です。」


O先生:「○○さんの頑張りですよ。」


と、この先生自分の手柄にはしないのだ。まだ若いのに出来た先生です。


私 :「もう少し、もう少し柔軟性が出れば、自分で何とか成りそう何やけどな。」


O先生:「無理しないで、徐々に行きましょう。」


私 :「そうします、H先生にも釘刺されていますから。」


O先生、笑いながら…


O先生:「今日は、ここまでにしましょう。」


リハビリ終了です。そしてマスクマンの中を怖々と戻って行った。


待ち兼ねた昼食を済ませ配膳を戻しに行く時、両足に違和感を感じた。やけに足が重い、気を抜くとつま先が上がりきっていなくて躓きそうに成る。


何で? 午前中は何事も無かったのに、急にどうしたのだろう。


17時、シャワーの予約を入れていた時間が来た。準備をしてシャワーに行く。


ズボンを脱いだその時だ、大腿部が大根のように浮腫んでいるでは無いか。しかも桜島大根か?と言うほどに…


両足に違和感を感じたのは、これが原因だったようだ。しかも、両足首と足の甲までもがパンパンに成っているのだ。


参ったね、何でまた急に…


ただ大腿部の炎症度合いに付いては、以前から気には成っていた部分です。上腕筋や腰やその他の大きい筋肉に付いては、既に一度は浮腫んでから落ち着いているのだ。


そして、この浮腫が退いた後に筋肉の張りが緩和されて行った。だが大腿部やスネ、足などの下半身部分に付いては、まだその兆候が見られなかったからだ。


この浮腫が落ち着いたとき、脚の状態がどう成っているのか期待したい。



看護師:「○○さーん、失礼しまーす。」


私  :「はーぃ!」


看護師:「明日からのお薬です。」


私  :「はぃ? 聞いてないなぁ!」


袋の中身は、フォサマック錠35mgと成っている。


1週間に1錠を180ml以上の水で、一気に飲み干すと言う条件付きの薬だそうだ。


しかも、服用後30分は横になっては成らない条件まで付いている。


なにやらこの薬、食道の粘膜を痛めるらしくて、一気に胃まで送り届けないと成らないらしい。


「また一つ薬が増えた…」





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ドキュメンタリー仕立てになっているので迫力がありますね。
メモを沢山残されたんでしょうか、分量に圧倒されます。

私も40肩らしきものになったことがあるので
腕が上がらない気持ちはちょっとだけ分かります。

土日の暇な時に予想しては如何でしょうか。
大きなレースだと1週間でも足りないくらい楽しめると思いますよ。

先日、競馬攻略ソフトの会社が脱税で摘発されていました。
何でも年間の勝ち収支を数億単位で申告してなかったとかです。
詳細もニュースになっていましたが、今までのレースの結果や血統・レースの天候など全てのデータを入力されているツールらしく、そのレースのデータを入れると的中するとか・・・。
眉唾な攻略サイトは沢山ありますが、本当に攻略ソフトを造っている会社もあるようです。
やはりデータです!!
それを考えて予想してたら、土日だけでは足らないと思いますよ。

楽しいね〜♪

スロとも通ずる部分がありますが、レース結果は答え合せで、予想している時が一番楽しかったりします。


>血の気が多いのかな!

そうです、そうなんです!!

Guppy

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