多発性筋炎(ステロイドは、本当に蓄積されているの?)

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医者は良く「ステロイドが抜けるまでは時間が掛かるからね。」と言う言葉を使うが本当なのか?


"ステロイドは、本当に蓄積されている?"の疑問は『ステロイドの体内での働き』の記事をUPした時から持ち続けていました。


何故なら、健常者の場合でも早朝(5〜6時辺り)に毎日5mgのステロイドが作られ分泌されているからである。もしステロイドが蓄積されるのであれば、80歳の方は5×365×80=146,000mgが蓄積されることに成る。これは30mg(プレドニン6錠)を毎日服用したとしても約4,866日(約13年以上)服用した事に相当するのです。


それでは80歳のお歳を召された方々はステロイドの副作用が有るのか? そんな話聞いたことも無いし、お年寄りの骨粗鬆はステロイドの副作用か? そんな事も単なる加齢と共に起こるものであって、ステの副作用でも何でも無い。


では、毎日5mg作られ分泌されたステロイドの行く先は?


深く入り込むと、少しややこしいメカニズムなので掻い摘まんで話したいと思います。


仕事を終えたステは酸化コレステロール(酸化LDL)となる。これが俗に言う悪玉コレステロール(LDL-C)が変性したものです。


LDL-コレステロールには酸化されやすい不飽和脂肪酸が多く含まれているため、LDL-コレステロールが多く成りすぎると変性し酸化コレステロールと成ります。

飽和脂肪酸  : バター、ラード、牛脂などの動物性脂質で常温で固まるのが特徴。
不飽和脂肪酸 : まぐろ、いわし、さんま、さばなどの魚類やオリーブ油、ゴマ油、シソ油、グレープシード油などの植物性脂質で常温で固まりにくいのが特徴。


LDLは、肝臓で作られたコレステロールを体内の末梢まで運ぶ働きがあるが、これが過剰になると動脈硬化などの原因となる。

LDL : 低比重リポたんぱく質(low-density lipoprotein)
LDL-C: 低比重リポたんぱく質とコレステロールとの複合体(low-density lipoprotein cholesterol)


そして、その逆が善玉コレステロール(HDL-C)で、体内の末梢で酸化して害をなすコレステロールを取り除き、動脈硬化などを防ぐ働きがある。


HDL : 高比重リポたんぱく質(high-density lipoprotein)
HDL-C: 高比重リポたんぱく質とコレステロールとの複合体(high-density lipoprotein cholesterol)


ただし、コレステロール自体は細胞膜の成分として、またはステロイドホルモン、性ホルモン、胆汁酸、ビタミンDの材料として生命を維持する為に重要不可欠だと言う事を頭の片隅にでも止めて置いて下さいね。



ここからが私の疑問に思っていた事に対しての、正しく回答では無いかと思います。


酸化コレステロールは、酸化の度合いによって処理される場所が違います。


酸化の度合いが軽い場合、尿として排泄されます。

健常者の場合に毎日分泌されている5mgのステロイドの最終的な処理方法はこれに該当します。


しかし、体外からステロイドを投与した場合、当然処理が間に合わない為酸化の程度が進む事に成る。

酸化の度合いが進んだ場合、肝臓で解毒処理され便として排泄されます。


だが私達の様に多量のステを服用している場合、当然の如く排泄されない酸化コレステロールが出てくる。酸化コレステロールが増えると血液の流れが悪くなり、血管壁にたまるなどしてステの副作用の一つである動脈硬化の引き金を引くことに成る。


他にも排泄されない酸化コレステロールは、脂肪細胞や皮膚にも残ることが有るようです。


これまでの事で、ステロイドが蓄積されていくと言う事が事実で無い事が明らかに成ったのでは無いかと思います。だが調べようと思った本来の目的には、もう一つ理由が有ったのです。


今回、ちょっと首を突っ込んで見ようかな? と思ったのは、赤ら顔が出た時に眉間も赤くなり痒みが伴います。その後症状が治まると同時に脱皮してきます。


以前には両足の甲全体が脱皮した経過も有ります。多分脱皮に関しては、経験された方々も多いと思います。


しかも今回は、両手の甲までも痒みを伴って赤くなっています。そして、その皮膚の痒みと症状がアトピー性皮膚炎に近いことから、アトピー性皮膚炎の関係からググって見ることにしようと思ったのですが、先に「ステロイドが蓄積されているので抜けるまでは時間が掛かるからね。」の疑問の方に行ってしまいました。


アトピー性皮膚炎の治療には、やはりステロイド外用薬での治療が一般的です。私も入院中に顔用と腕用の2種類のステロイド系の塗り薬を処方されました。結果的には1度使用しただけで止めましたけどね。。。


"赤ら顔になるステロイドの副作用"と言う記事の中に…

【アトピー性皮膚炎は赤ら顔になりやすい!

 アトピー性皮膚炎を発症すると、大半は赤ら顔になります。
 アトピー治療の主力薬品がステロイドだからです。

 ステロイドには赤ら顔と密接な次の副作用があります。
 ・毛細血管拡張
 ・酒さ様皮膚炎

 赤ら顔で一番多い、毛細血管の拡張。
 それがステロイドを塗ることで起きてしまいます。】


アトピー性皮膚炎の治療に使うのがステロイド外用薬(塗り薬)だったとしても、長期に渡って使用していれば皮膚表面や皮脂腺などから経皮吸収されたものが血管の中に入り、最終的には酸化コレステロールと成りステ服用した時と同じ経過を辿るようですね。


しかも、酸化コレステロールは「起炎物質」と呼ばれる物質で、皮膚に残った場合は皮膚に炎症を起こし、大変な痒みを起こします。


体温を上げ新陳代謝を活発にしケアする事で、自然に皮膚落ちを繰り返し元の状態に戻っていく様です。この他にニキビや吹き出物なども酸化コレステロールの体外排泄に関わっているようですね。


これらの事は、私自身が体験してきた事ばかりです。ステ60mg服用していた時には、ニキビが凄かったのを今でも鮮明に覚えています。爪でかく度に脂肪の塊がボロボロと、顔はギトギトと、これも関わっていたのでしょうね。多分…


これまでの事で、私の赤ら顔の対処方法に誤りがあったようです。暑くなると赤ら顔が酷くなるので、極力暑くならない様に顔を冷ましていましたが、本来は逆に体温を上げ新陳代謝を良くしてあげないといけなかった様ですね。


今後は、赤ら顔を気にせず新陳代謝を促進するメニューを考える事に致します。大好きな生姜をタップリと… あっ! きったねー ヨダ出てきた…


こう言う症状が出ると言う事は、ステの量が多く結果的に酸化コレステロールが正常な処理をされていないと言うとこですね。これは、ステ減量の一つのバロメーターに成るのでは無いのかな?


それでは、ステが仕事を終え酸化コレステロールに変化していくのはいつ頃なのか。以前に「プレドニンのT-Max」と言う記事を書きましたが、これから判断すると服用後約9時間後には、ほぼ効力は消えていると考えても良いので、この数時間後には酸化コレステロールに変化していくのでは無いかと思います。


健常者であれば、朝のステロイドが分泌されるまでの間には、尿や便によって体外排泄されてしまうのでは無いでしょうか。この事は何処を調べても出てきませんので、私の憶測の基に書いている事を付け加えておきます。



プレドニンの量に対する症状の変化(免疫抑制剤を併用している方や個人差によって若干違って来るので参考まで)



ステロイドミオパチー

ステロイドミオパチーの終わりは、私の場合12.5mgまでの様です。一般的な目安は、10mg程度では無いかと思います。


ステロイドの事をもっと詳しく知りたい方は『ステロイドの体内での働き』を参照して下さい。





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コメント(3)

こんにちは。

今日は北風が強いですが隣の県までドライブしてきました。
車も随分と進化したものです。
一方で私は退化しています(笑)。

ステロイドの5mgの疑問。
参考にさせて下さい。

アトピー性皮膚炎と赤ら顔についてです。

息子が乳児期にこれで私も大変苦労しました。
ただ治療にステロイドは一度も使わない先生でした。
抗アレルギー剤の服用、除去食、非ステロイド軟膏を使用してました。

確かに長い間アトピー性皮膚炎で闘病されている方に赤ら顔の方を見かけますね。
顔に使用するステロイド軟膏はランクの低いのだと思いますがステロイドの錠剤を服用するレベルとなるとかなり重症ではないでしょうか。

当時はネットが普及し始めた時期で私も十分な情報が得られず患者会、主治医等の意見を参考にしながら過ごしておりました。
育児日誌のつもりで肌日記をつけていました。
今では常識ですがお肌にも28日のサイクルがあるんですね。
女性の身体と似ています。
最悪の皮膚の状態(ただれて真っ赤)から一皮剥けた様に新しい皮膚が生まれるのです。
乳児だから大人よりもはっきりと見えたのかもしれません。

現在息子のアトピーはほぼ完治していますが手足の皮膚の状態が悪い時にリンデロン軟膏落ち着いたらワセリンで対処している模様です。

ステロイドとニキビですが。私は一度も出来ませんでした。
多くの方が出来る様ですね。
元々汗をかかない体質というのも関係していそうです。
顔も赤くなりませんでした。

実はお酒もいくら飲んでも赤くならないんですよ。
自慢ではないですが。青くもなりませんです。

あまり答えにならないカキコですみません。
では( ^_^)/~~~

こんばんは。
本当に今日は、一日中冷たい風が吹きまくっていましたね。
大阪は時折吹雪いていましたよ。
その冷たい風の中、隣の県までドライブでしたか。多分東隣でしょうね。(笑)
しかし、みゆさんは先生に恵まれていますね。と言うより良い先生の臭いをかぎ分ける能力が備わっているのかな? とさえ思えて成りません。
忘れていましたが、私も幼少の頃サメ肌タイプのアトピーで、痒くて痒くてたまらなかった事を記憶していますが、私の場合は親が病院に連れて行く事はせず、皮膚のケアと保湿のみで手当てしてくれた事だけが記憶に残っています。
もし病院へ行っていたならば、アトピーで現在苦しんでいる方々の仲間に成っていたのかも知れません。そう思うと丹念に手当てしてくれた親に感謝しなければいけませんね。
実際にアトピー性皮膚炎を、非ステロイド薬と皮膚のケアと保湿のみで治療し完治した方もいらっしゃいます。"お肌にも28日のサイクルがあるんですね。"と言う事が出てきましたので序でに乗っかっちゃいます。
新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクル(新陳代謝)の事をターンオーバーと言いますが、約28日のサイクルは10〜20歳台の平均で年齢と共に新陳代謝は衰えていくので、それに伴ってサイクルは延びていくようです。
30代 : 約31日
40代 : 約35日
50代 : 約40日
60代 : 約45日
70代 : 約52日
と言われていますが、睡眠不足や喫煙に依ってもずれ込む事は間違いないでしょうね。
確かに一皮剥けた後の皮膚は薄くて毛細血管が透けて見えるので、暫くは茶とピンクの斑模様で完全脱皮するまでは不細工な足で過ごしました。
最後に"お酒もいくら飲んでも赤くならないんですよ。 自慢ではないですが。青くもなりませんです。 "はい! 思わず吹き出してしまいました。(大爆)
結果、私も何が言いたかったのか…ですね。
まぁー! たまには良いか。

こんにちは。

お肌のサイクルの情報ありがとうございます。
成る程、いつまでも私の肌は活性化しないわけだ。とうに曲がり角を過ぎましたし。

mickさんもアトピーでしたか。お母様の献身的なお手当お見事です。
昔は花粉症、アトピーなんて言葉がありませんでしたね。
私は幼児期から春先は目と鼻がムズムズしていました。
眼科で濾胞(ろほう)性結膜炎と言われたそうです。
母は人にうつらない結膜炎だから大丈夫と話していましたが先生も病名が見当たらなかったのでしょうね。
アレルギー体質ですね。お互いに。

ドライブ先は正解です。
高速ではありませんがストレスなく走れる道路で理想の燃費でいけます この時期に23km/Lはまずまずでしょう。いい気になってスピードを出すと捕まるので注意が必要なんです(爆)

先生の嗅ぎ分け方?たまに外れもありますがきっと相手もそう思っているでしょう。多少の妥協と譲歩は必要ではないですか?人間関係全てに言えますね(^_−)−☆

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