多発性筋炎(抗核抗体/FA)

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CK値が正常値範囲内に戻って約11ヶ月、抗核抗体の数値が下降に転じてきた。


抗核抗体とは…

"自己の細胞中にある細胞核を構成する成分を抗原とする自己抗体の総称。"と言う事ですが、何のこっちゃサッパリ解らんと言うのが本音です。

簡単に言うと、自分の中に自分自身を攻撃しうる抗体がどれだけ居るのか、と言う一つのバロメーターと考えて良いのでは無いでしょうか。

もっと詳しく知りたい方は"抗核抗体"で検索して見て下さい。

抗核抗体の判定基準は、40を越えると陽性とされます。

しかし、陽性だからと言って直ぐに自己免疫疾患と考えることはしなくても良いようですよ。加齢によっても高値に成る事も有りますし、陽性で有っても一生発症しない方も多くいらっしゃいますのでね。

ただ、少し体調がおかしいな? と思ったら、早めの受診をお勧めします。自己免疫疾患の治療は、早ければ早いほど体に対する負担も軽く社会復帰も早くなります。



蛍光抗体法(FA)とは…

通常抗原抗体反応(免疫反応)は見る事が出来ないので、抗原抗体反応を可視化するために発色操作(抗体に蛍光色素を結合させておき励起波長を当てて蛍光発色させる。)を行う。

発色操作に依って光って見える抗原抗体反応を、40倍、80倍、160倍、320倍、640倍、1280倍、2560倍…と薄めていき、どこまで抗原抗体反応が確認できるかと言う数値が抗核抗体の判定基準となります。



言うなれば、数値が高く成れば成るほど、アホな抗体が全身を這いずり回っていると言う事です。


全くとんでもない奴らだ「一匹ずつピンセットで摘まみ出したろか!」って言いたくなりますね。出来るものならやりたい…ょ。



また染色パターンに依り、疑われる自己抗体や関連疾患を知る事が出来るようです。


代表的な抗体として
(抗核抗体、関連疾患は代表的な物です、これが全てでは有りませんのでご注意。)

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均等型(homogeneous pattern)

抗ds,ssDNA抗体、抗ヒストン抗体、抗mi-2,pm-1抗体
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス

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辺縁型(peripheral pattern)

抗ds,ssDNA抗体
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス

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斑紋型(speckled pattern)

抗RNP抗体、抗Sm抗体、抗SS-A,SS-B抗体、抗Scl-70抗体、抗Ku抗体、抗Ki抗体、抗PCNA抗体、抗RANA抗体
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス
MCTD(mixed connective tissue disease):混合性結合組織病
SSc(systemic sclerosis):強皮症
SjS(Sj grens's syndrome):シェーグレン症候群

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核小体型(nucleolar pattern)

抗Scl-70抗体、抗PCNA抗体
SSc(systemic sclerosis):強皮症
DM(dermatomysitis),SSc(systemic sclerosis):筋炎・強皮症重複症候群
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス (CNSループス)

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細胞質型(cytoplasmic pattern)

抗Jo-1抗体、抗リボソーム抗体、抗ミトコンドリア抗体
PM(polymyositis):多発性筋炎
DM(dermatomysitis):皮膚筋炎
SjS(Sj grens's syndrome):シェーグレン症候群
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス
RA(Rheumatoid Arthritis):関節リウマチ

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PCNA型(proliferating cell nuclear antigen pattern)

抗PCNA抗体
SLE(systemic lupus erythematosus):全身性エリテマトーデス

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セントロメア型(centromere pattern)

抗セントロメア抗体
SSc(systemic sclerosis):強皮症(CREST症候群)

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等が有るようです。



私の抗核抗体の場合、これまでの高値は1280ですが、CK値が正常値範囲内に成ってから約11ヶ月程度で下降を始める様です。過去のデータから見ても、同様の軌跡を辿っているのが見て取れます。


それからすると偶然とは言え、今回ステロイドの減量を始めた時期としては間違っていなかったのかも知れませんね。


前回まではステロイドの減量に対して、抗核抗体をそれ程意識していませんでしたが、今回は抗核抗体の動きも視野に入れて減量を進めたいと思います。


何故なら、抗核抗体が高い状態でステロイドの減量を行うと言う事は、押さえ込んでいた抗体の動きを解放する事に成るのでは無いかと思うからです。CKの値だけを見ながらステロイドの減量をする事は、再燃の危険と隣り合わせで減量を進めている様な気がしてならない。


少しでも再燃の可能性の有る事は、極力避けて通る様にしていこうと思います。





プレドニンの量に対する症状の変化(免疫抑制剤を併用している方や個人差によって若干違って来るので参考まで)



ステロイドミオパチー

ステロイドミオパチーの終わりは、私の場合12.5mgまでの様です。一般的な目安は、10mg程度では無いかと思います。


ステロイドの事をもっと詳しく知りたい方は『ステロイドの体内での働き』を参照して下さい。


仕事を終えたステロイドの行く末を知りたい方は『ステロイドは、本当に蓄積されているの?』を参照して下さい。





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コメント(5)

こんにちは。

今回は少し難しめの内容だからコメントありませんね、

私も詳しくはわかりません。

ミックさんは高めに出ているな。と前から思っていました。
いつも調べるものでもないので以前に調べた結果は私は80ですが特に何も言われていないです。
筋炎だとjo1抗体が高いという人もいるようですね。
私も初発時には色々検査してありました。

やはり私たちの病はCKが一番の目安、肺炎もるひとはKL6なんでしょうかね。

こんばんは、みゆさん。
jo1抗体が高いと言う事は、この表から言うと、細胞質型(cytoplasmic(サイトプラズミック))の場合で多発性筋炎、皮膚筋炎にビタ嵌まりですね。
私の採血データには、斑紋型(speckled (スペックルド))しか無いのです。確かに、膠原病には混合性結合組織病も関係してきますが、ここではチョイとピンボケな感じが否めません。かと言って、今更変えて貰う様な厚かましさも持ち合わせていませんので、このままトータルで見ていきたいと思います。
前回は320まで下がっていたところで10mgに減量し、一気に1280まで戻ってしまいました。と言う事もあり、今回は抗核抗体の動きも視野に入れようと思っています。
CKの動きを見ていると順調に減量できていたのに、2度も減量を失敗すると言う事は、順調に減量できている人と何かが違っていると言う事でしょう。その何かを突き止めない限りは、また同じ過ちを繰り返しますので、今回はもう少し視野を広く取って取り組みたいと考えています。

おひさしぶりです。いま、実家の母が先月腎不全からくる脳梗塞で、倒れ、長野県と大阪の三回目の往復の帰る汽車のなかです。先月の外来検査はck89から220と一気にあがりましたが、なんてとかステ1.5ミリで、乗り換えたいです。母が退院後直ぐにケアハウスのショートステイに入り5月10日に退所なので、85になる父に洗濯、そうじ、ご飯作りなど身の回りのトレーニングをしてやっと覚えたので、今日は大阪に帰ってきます。
私も病気持ちだし、仕事もあるし、なかなか通うのはたいへんですが、しかたないっすね。お陰様で病気もなおってしまったようです。来週は神経内科定期外来検査ですが、もうあまり気にしないように行きます。

こんにちは、キッチョンさん。
暫く声を聞かない間、大変な事に成っていたのですね。
自分の体だけでも思う様に行かないのに、大変だったでしょう。
前回の外来でCK220まで上がっていましたが、急にハードな動きをした為でしょう。多分一時的な物でしょうから次回の外来は大丈夫ですよきっと。。。
このままステ7.5mg、根性で乗り切って下さい。根性ですよ!
気をつけてお帰り下さい。

今晩は。

今日は暑い一日でした。
皆様連休はいかがお過ごしですか?

きっちょんさん お久しぶりです。

あまり気にしない様にいくのがいいと思います。
忙しくしていた方が元気でいられるのかもしれませんね。

少しでも休める時はゆったりと過ごして下さい。

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