多発性筋炎(抗原抗体反応)

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抗原抗体反応。あまり耳にする事は有りませんが、免疫反応と言う言葉は耳にした方も多いと思います。だが、一体何のこと?


抗原抗体反応(免疫反応)を知るには、先ず抗核抗体、SPECKLED、LEテストと共に血液検査データに出てくるC3C4の事を知る必要が有ります。


C3C4のCとは補体(Complement)のことで、白血球の働きを補佐する働きが有ることから補体と言い、通常はC3C4ch50の3つの組み合わせで補体系の状態を総合的に判断するようです。


私の血液データの中にはC3C4のデータだけでch50は有りませんので、C3C4のデータだけで判断しています。


補体には20種以上のタイプが有るようですが通常C1〜C9で表される。C5以降はC3(第2経路)、C4(古典的経路)からの一連の流れ(経路)だと考えて良いようなので、たぶんC3C4の働きだけを把握していれば良いのでしょうね。





C3とは…

血清の中に有る補体の中では一番多い補体です。
細菌やウィルス等の異物排除に素早く反応し、白血球の働きも補佐します。
その他に、古い細胞も排除します。




C4とは…

血清の中に有る補体の中ではC3の1/4位の量です。
通常は不活性化の状態で体内に存在しますが、抗原抗体複合物の出現により活性化されます。




ch50とは…

古典的経路を介した補体系の成分をトータルに判断できる検査値。




古典的経路とは…

免疫複合体に補体の第1成分であるC1が関与して始まり、C1→C4→C2→C3b→C5bまで活性化されC6以降次々と結合、最終的にC5b6789にまでなる。




第2経路とは…

C3が一部の細菌に対して抗体を介さず直接その表面に結合することから始まり、C3a、C3b→C5bまで活性化された後は古典的経路と同じ経路をとる。




抗原とは…

抗原、聞き慣れない言葉ですが、アレルゲンと言えば耳にした方も多いと思います。

アレルギーを起こす元と成る異物で、一般的なところでは花粉や微生物、食物では背の青い魚や卵が代表的なところでは無いでしょうか。他にも手術による輸血、臓器移植や金属アレルギー等々抗原となりうるものが多く存在する。

ただ抗原と成りうるものは、分子構造が大きい物に限り小さい物は抗原とは成らない。




抗体とは…

生体内で異物(異質物)を異物と認識し、異物の排除を行います。





補体の動き

C3が抗原である細菌やウィルス等の侵入を素早く検知し異物排除に動く、そうして産まれた物が抗原抗体複合物です。この抗原抗体複合物の出現によりC4が眠りから覚め抗原抗体複合物の排除に出向くと言ったところが一連の動きに成ってきます。


ここまでで解る事は、抗原抗体反応が活発化する事によりC3C4が多く消費されるので、C3C4の値が低くなると言う事です。早く言えばC3C4の値が低いとあまり良くないと言う事に成ってきますね。


ただ、補体は肝臓で生産されていますので、肝臓の状態が悪くても低く成りますので肝機能低下も視野に入れなくては成りません。


補体は無くては成らない物ですが、当然ながら多くても良く有りません。退治して欲しくない物まで退治したり、壊して欲しくない物まで壊したりしてくれますのでね。


C3C4ch50が共に低値の場合は、SLE(全身性エリテマトーデス)、慢性関節リウマチ、DIC(播種性血管内凝固症候群)、慢性肝障害等が疑われますので要注意です。


私の場合には、C3は正常でC4が高値で来ています。C4が高値と言っても、若干高いと言う事で、ステロイドの服用により高値に成ることも有る様なので、これに該当しているのでは無いかと思います。


免疫に関しては、深く突っ込んで行けば行くほど良く解りません。ここでは私自身が、この程度知っていれば良いかな? 程度で掻い摘まんで説明させて頂いていますので、この場での説明の足らずまいは各自でお調べ下さい。



プレドニンの量に対する症状の変化(免疫抑制剤を併用している方や個人差によって若干違って来るので参考まで)



ステロイドミオパチー

ステロイドミオパチーの終わりは、私の場合12.5mgまでの様です。一般的な目安は、10mg程度では無いかと思います。


ステロイドの事をもっと詳しく知りたい方は『ステロイドの体内での働き』を参照して下さい。


仕事を終えたステロイドの行く末を知りたい方は『ステロイドは、本当に蓄積されているの?』を参照して下さい。





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コメント(4)

こんにちは

短めの連休が終わったらもう週末ですが皆様おかわりございませんか?

このところ気候が安定しませんね。
こちらは昨日はゲリラ豪雨がありました。

抗原抗体反応。
普段は聞き慣れない言葉かもしれませんが。

mickさんの説明はなかなか専門的ですが。

もう少し身近なレベルで。

家族にそばアレルギーがいるんです。
そば粉の入ったものをうっかり食べると大変なことになります。
よく学校給食でピーナッツを食べたら‥と言うのと同じです。
命に関わる事なので食品表示にも気を使います。
日本人なのに少し残念な体質です。
だから大晦日には日本そばが食卓に上がる事はありません。

実は私も昔外国で大きなスズメバチに刺されてえらいことになりました。
病院で処置をして終わりましたが二回目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こす場合があるとも言われてますね。
何回刺されても大丈夫な人もいますが。
我々のような体質(病)はどうなってしまうんでしょうね。

こんにちは。
東日本は、本当に起伏の激しい気候が続きますね。
関西は地形的にその環境が少ないので助かります。
"大晦日にそばが食卓に無い。"そうですね、そう言う家庭も少なくないんですよね。主婦としたら、家庭で作る物に関しては心配ないんでしょうが、外食と成れば本当に気を遣いますね。
私にはそれが無いので"日本人に産まれて良かった。"とつくづく思います。そばを食べると言う目的にだけで関西から更科(信州)や出石(兵庫)へ出向く様な大のそば好きなので。(笑)

私達は免疫に関して大きく関わっていますが、そのメカニズムについては難しくて頭が後退反応を起こしてしまいます。抗核抗体から抗原抗体反応に繋げたら、少しは解りやすいかな?と思いましたが、やっぱりダメでしたか。
抗核抗体、SPECKLED、LEテスト、C3、C4は膠原病に大きく関わってくる事なので、ほんの少しでも知っておいて欲しくて記事にしたのですが、私にとってもこれらの事柄はアレルゲンでしたね。(笑)
"我々のような体質(病)"本当にどう成るのでしょうね。
成る様にしか成らないと解っては居ても…ね!

こんにちは、
今日は昨日に続き晴天爽やかな天候です。
先週金曜日の神経内科外来は不思議とck120と、なっております。体はダルダルで両足ふくらはぎ、太ももが痛くて、こりゃヤバ!と思っていたのに意外。

心療内科は、やはり疲れて過ぎて薬は減量なしでした。

ステロイドは相変わらず7.5ミリですが、もうこの辺りが維持量かな?
ビールののみ過ぎで余りに太ってしまい、少し痩せましょうと、担当医に注意を受けてしまいました。

あ〜これからが特に美味しい季節なのに....
来週から久々に出勤する予定ですが、ボチボチゆるゆるいきます。

こんにちは、きっちょんさん。
CK120順調ですね。先日のCK220はやはり動き過ぎの一時的な物でしたね。
私も、これだけ動いていても、2〜3日動かなかっただけで足が重い、脹ら脛が痛いなどの状態に成ります。ましてや数日安静な状態で過ごしていたところに、一気にハードな動きをしたら当然の事でしょう。
それと美味しいビールの飲み過ぎによるもの? でしょうか。
確かにビールの美味しい季節に成りますが、もっと美味しい季節に成るまで我慢しましょうよ。ぅーん。仕事から疲れて帰ってきたら、そうもいかないのかな? ビール好きの人には。
来週から出勤予定と言う事で、動き出すと徐々にビールも抜けていくのでは無いでしょうか。無理せず頑張って下さいね。

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