多発性筋炎(筋炎と食生活 part2)

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削ぎ落とされた筋肉の増強も又、筋炎の重要な課題であることには違いない。


糖尿病、骨粗鬆症、高脂血症の他に、忘れて成らない大切なこと、それは筋炎と言う病気が筋肉組織を破壊し、想像以上の早さで筋肉を減少させて来たと言う事です。


自由に体を動かす為に必要な筋肉、これをどう補っていくかも重要な課題の一つであることには違い有りません。筋肉を補うには、当然上質のたんぱく質を効率よく摂取する事が重要不可欠です。


私達の体の60〜70%は水分で、約20%程度がたんぱく質などのアミノ酸からできています。と言う事は、私はただの40kg程度の水分と約12kgのアミノ酸の塊なんですね。(笑)


現在発見されているアミノ酸は、約500種類あると言われていますが、私達の体を構成しているアミノ酸は、20種類程度です。

バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、グルタミン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、システイン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン、グリシン、セリン

中には聞き慣れた名前も有りますね。


私達が食べた、肉、魚、穀物などのたんぱく質は、体内で20種類のアミノ酸に分解され、私達の体の中で再び、たんぱく質(体たんぱく)に造り替えられます。


筋肉を作るのに必要なアミノ酸、すなわちたんぱく質が豊富に含まれる食品を、効率よく摂取することが重要に成ってくると言う事です。



上質なたんぱく質と言えば、飽和脂肪酸をほとんど含まない、鶏のささみ等の鶏肉を一番に思いつきます。私も鶏のささみを中心に、鶏の胸肉、もも肉の順番で使用していきます。

肉好きの方にはパサパサした鶏のささみ、胸肉は最悪の食材でしょうが、調理前に2〜3時間少量の料理酒につけ込む事で柔らかく食しやすく成ります。


参考までに:

・ささみは開いて梅じそ(大葉と梅肉)を巻いて焼く。

・胸肉やもも肉を、かるく下味を付けて焼き、仕上げに、ハーブソルトで味を調え、オーブン(オーブントースター)で軽く焼き上げます。

(柔らかく仕上がるように、フライパンに少し多めのエキストラバージンオイルで焼きます。)


・ささみや胸肉、もも肉をカットトマトと鷹の爪を入れ、味を調えて圧力鍋で煮込みます。

・耐熱皿に、下ゆでしたジャガイモや人参、ブロッコリー等と一緒に盛りつけ、オーブン(オーブントースター)で軽く焼き上げます。


・ささみや胸肉、もも肉をヨーグルトに数時間つけ込み、ガラムマサラとチリパウダーを混ぜた物を塗し焼き上げます。(タンドリーチキン)


他にいろいろなレシピをお持ちの方もあるのでしょうが、私がよく利用するレシピです。参考までに…



鶏肉とくれば、次はたまごでしょう。たまごは、滋養強壮目的で食されていたほどに、アミノ酸のバランスが一番良い食材です。

視力や脳の機能を改善し、細胞の老化を防ぐ働きもあると言われています。また、神経組織や脳細胞に働きかけ、記憶力の向上作用があるとされている様です。



そして忘れて成らないのが、畑のお肉と言われるほどにたんぱく質を多く含む、大豆が原料の豆腐から作るこうや豆腐でしょうね。

豆腐を水に浸した後に急速冷凍し、数週間熟成するために、たんぱく質や脂質などの豆腐の栄養がそのまま凝縮された形に成っています。

また、ごぼう並の食物繊維を含む事もあり、肉と野菜の良い面を併せ持つ食材と言えるでしょう。


栄養素(100gあたり)鶏のささみたまご(全卵)こうや豆腐
エネルギー105kcal162kcal529kcal
水分74.7g8.1g
たんぱく質23g12.3g49.4g
脂質0.8g11.2g33.2g
炭水化物0g0.9g5.7g
食物繊維1.8g
灰分
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
カルシウム3mg55mg660mg
カリウム420mg120mg30mg
ナトリウム33mg130mg
マグネシウム31mg10mg120mg
リン220mg200mg880mg
0.2mg1.8mg6.8mg
亜鉛0.6mg1.4mg5.2mg
0.03mg0.55mg
マンガン0.01mg4.5mg
カロテン
ビタミンA640IU
ビタミンB10.09mg0.08mg0.01mg
ビタミンB20.11mg0.48mg0.01mg
ビタミンB60.6mg0.02mg
ビタミンC2mgTrmg
ビタミンD10IU
ビタミンE0.2mg1.1mg2.0mg
ビタミンK12.0μg57μg
ナイアシン11.8mg0.1mgTrmg
葉酸5μg
バントテン酸0.11mg0.07mg

表から見ると、たんぱく質、カルシウム、リンを多量に含むこうや豆腐が一番良い素材のようですが、エネルギー量も高いので一概に言い食材とは言えない様ですが、他の食材との組み合わせ次第で、たんぱく質を取る為の手段としては手軽で良い食材です。

その点、鶏のささみはエネルギー量からしても、たんぱく質、カリウム、リンを多く含みバランス的にも優れた食材です。言ってみれば、親子丼はたんぱく質の宝庫なんですね。


我々筋炎族は、筋力アップの為に、たんぱく質の効率の良い摂取方法を、今後も考え続けなければならない様です。





入院時に於ける検査項目や検査状況はこちらを参考にして下さい。


プレドニンの量に対する症状の変化

(免疫抑制剤を併用している方や個人差によって若干違って来るので参考まで)


ステロイドミオパチー

ステロイドミオパチーの終わりは、私の場合12.5mgまでの様です。一般的な目安は、10mg程度では無いかと思います。


ステロイドの事をもっと詳しく知りたい方は『ステロイドの体内での働き』を参照して下さい。


仕事を終えたステロイドの行く末を知りたい方は『ステロイドは、本当に蓄積されているの?』を参照して下さい。





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コメント(6)

こんにちは。

お料理が得意なmickさんらしい話題ですね。

私もお肉が苦手だと先日コメントをしたばかりですが、家族の為に調理をするので毎日食材にいれています。
鶏肉〉豚肉〉牛肉の順でしょうか。
かつては胸肉は殆ど使いませんでしたがここ数年回数が増えました。お財布にも優しいですね。
ちょっとした工夫で美味しく食べられますね。
私も圧力鍋でチキンのトマト缶煮込みをよく作ります。モモ肉だったり胸肉だったりその時の冷凍庫の在庫次第です。

大豆製品は登場しない日はないかもです。

何れも筋肉の為に積極的な摂取が苦手望ましいですね。

あまり難しく考えすぎずに好きなものを少しだけにこれらを加えていきたいです。

初めまして、こんにちは。
多発性筋炎の体験談を探していてmick様のサイトにたどり着きました。
病気と闘っていらっしゃる姿がよく伝わりました。


実は、私は『リウマチ疑い』という事で、長らく病院とおつきあいをしていますが、腑に落ちない事が多く調べていました。
するとどうも多発性筋炎に極めて近い事に気付きました。

少し長くなりますが、今までの経過も含めて書きます。
もし、お暇な時間がおありでしたら、目を通していただければ幸いです。


私は、大人になってバドミントンを始め、結構ハードに練習をしていたので女性にしては筋肉質の方でした。
4年前、練習中に右ふくらはぎに軽い肉離れを起こし(恐らく既にその時点で筋肉が弱り始めていたのだと思います)、それから数日して左膝の腱部分に激痛があり、膝が曲げられなくなりました。それから右脚も痛くなり次に両足首も腫れ上がり痛みました。
多数の関節が痛んでいるのでリウマチかと思い、病院はリウマチ科にかかりました。その病院は漢方処方を中心にされる病院でした。
GOT、CRP、ESR、MMP-3が高い値を示しましたが、リウマチの疑いでの診察ですので、CPKは計測しませんでした。


それから一ヶ月の間に一気に筋肉が落ち、左脚は特にひどく、それまでの半分に太さになってしまいました。
太い脚が細くなって喜ばしい事ですが、その時は悲しかったです。
両足共、痩せたのに腫れているようで、全く正座は出来なくなりました。脚の力が入らなくなり階段も四つん這いで上がる状態になりました。身体もだるく仕事もままならない状態でした。
田舎なので普段の移動は車で軒から軒なので大丈夫ですが、実家の神戸に帰った時は、老女のように階段の手すりにすがって昇り降りしました。

治療は、あくまで『リウマチの疑い』という事で、薬はツムラの漢方が中心で、製剤は肝機能を上げる物だけでした。「本当にこれで治るのだろうか?」という不安がありましたが、ストロイドでの治療は抵抗があったので先生にお任せする事にしました。
漢方というのは病名ではなく症状に対して出すので、案外、的は外れてなかったのかもしれません。
それから食事は、元々あまり肉類は好きでなかったのですが、肉類や卵をしっかり食べた時の方が調子が良いようなのでしっかりとるようにしました。

関節リウマチにしては関節は破壊されていないように感じ、むしろ筋肉の方が壊れているような感じがずっとしていました。


半年ほどで関節の痛みは和らいだので助序に運動を開始し、1年後には通常の生活ができるようになりました。
ただ今でも、朝は力が入らないので、物につかまならなくては立ち上がる事ができません。動いていると楽になります。コーヒーの蓋は開けられません。
数時間休んだ後の動きだしは脚の筋肉がいつも痛みます。太ももに力が入らないのは度々です。階段の昇り降りは自信がないので一段ずつです。
バドミントンは再開していますが、無理はせず試合もご無沙汰です。不安がある日は基礎練習だけです。握力がないので、強打は打てません。せこいプレーに徹しています。


暫く小康状態だったのですが、ここのところ階段を上がるのが少し困難になっており、また筋力が落ちているようです。太ももやふくらはぎの締め付けられるような不快感や硬直感、上腕筋のだるさなどもひどくなっています。
また、4年前のような状態になるのが怖くて、今までと同じ治療でよいのかと、とてもとても不安になりました。

それで、徹底的に調べまくっていて、mick様のサイトにたどりつきました。

今までの治療は、漢方処方で時間はかかったものの副作用を殆ど感じずに日常生活に戻る事ができました。それはそれで良かったと感じています。
でも、再燃や悪化などの事を考えると不安で、正しい病名が知りたいという気持ちと、ステロイド治療への抵抗感で頭の中がゴチャゴチャでした。

mick様の闘病記を読ませていただき、今後の自分の事を考える良い参考になりました。
取りあえず、専門医の元で診断をしていただこうと思います。

沢山の情報をいただきまして、有り難うございました。
また、最後まで読んでいただいた事を感謝申し上げます。


こんにちは、mickさん
とても丁寧なお返事をいただきとても嬉しいです。

痛さ、だるさ、階段の昇降のつらさなど
家族・友人に話したところで、うるさがられるだけですので
1人で抱えこんでいました。

関節リウマチも左右対称に出るので
4年前は左右の膝・足首・足の甲が腫れており
そうかもしれないとの診断でした。
ただ、リウマチ因子が測定されないのと
大きな関節ばかりで小さな関節に出ていないので断定できないとの事でした。
今、思い起こして見ると筋肉が急激に弱った負担が
脚の関節にきていたのかもしれません。

mickさんの言われる通り、
自分の身体の状況を正しく把握する事はとても大切なので
通院できる範囲で専門医を探してみます。

漢方の治療については、
その人の症状や元々の体質も含め処方される物ですので
安易に漢方が効くとかは言えないです。
私の通院していた病院の医師は、
舌診・脈診・腹診なども出来る東洋医学にたけた方でしたので
その時々の私の状況に合わせて処方していただきました。
ですので、よほど漢方について詳しい医師がいない限りは
絶対にお勧めしません。
ましてや、ステロイド治療をされている方が急にやめたりすると大変なことになりますので……。
私はたまたま良い先生に巡り合えたのかもしれません。

でも、やっばり正確な病名は知りたいですね。
そして、改めて最良の治療方法を考えるべきかもしれません。
痛みやこわばりとつきあいながらでも
もう少し人生を楽しみたいですものね。

また、進展がありましたら御報告致します。
有り難うございました。

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